わかって、心臓病のこと。

2015心臓病の子どもを守る会.JPG先天性の心臓病児は、100人に1人の割合で生まれてきます。その原因は特定できないことが多く、どんな人も心臓病児の家族となる可能性があります。(全国心臓病の子どもを守る会福井県支部)

病児の半数以上が、外科手術の対象となりますが、それでも多くのお子さんは、現代医学の進歩により、生活の質が健康なお子さんと変わらない生活を送ることができます。
一方、一部のお子さんは、病気の複雑さから、重い症状となり、厳しい状況に置かれています。

私たちの会は、心臓病に対して正しい理解が広めるために、医療講演会や当事者参加の交流会を開催しています。
病気のこと、最新医療・福祉制度、学校でのことや普段の生活のことを話しあうことで、赤ちゃんを抱いて泣いているお母さんに手を差し伸べ、安心して子育てができるよう活動しています。

最近、新たな課題が出てきました。心臓病からくる症状の重さから就労が難しく、それでも障害年金支給の対象にならず、収入がないのに継続する医療の負担が大きい。そんな、20代から40代の若者の暮らしをどう支えていくかという問題です。

昨年から「心臓病者の友の会」といって、福井県で初めて、病気を持って生きていく当事者同士の会の結成に取り組んでいます。病気をもちつつの活動なので、安定した活動がままならない面もありますが「自分たちの声や願いを、社会に届けて行こう」と、奮闘中です。
みなさまの温かいご支援が、これらの運動の支えになります。
ご理解・ご支援のほどよろしくお願いします。


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福井県共同募金会では、山積する社会課題の解決に向けてボランティアグループや福祉団体の活動を資金面から支えるために、募金のテーマを掲げ、使途を選択できる募金に取り組んでいます。
特に、障がいがあってもいきいきと地域の中で暮らす事ができるよう「障がい者が日本一暮らしやすい町にしたい」をテーマに、上記のような発達障がい児の支援をはじめ、授産施設の備品整備やバリアフリーの調査等、障がい者を応援する募金を実施していますが、みなさまのご理解ご協力なしでは、このような活動を支える資金を捻出することが難しくなっています。 どうか主旨をご理解いただきご賛同賜りますようお願いします。

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