認知症、ひとりで悩まないで。

家族の会県支部 つどいの画像.jpg認知症を介護している家族は、「なぜ私だけがこのような目にあうの」「誰も私の話を聴いてくれない」と、孤独感に苦しみ悩んでいます。(認知症の人と家族の会福井県支部)

介護殺人・心中があとを絶ちません。
介護者の孤立が不幸につながります。
福井県の認知症の方は2万人を超えています。

25年後には、65歳以上の10人に1人に達すると見込まれ、多くの方が、認知症になったときの生活に不安を感じています。認知症の人と家族の会福井県支部では、共同募金の支援をいただき、介護家族の痛切な苦しみや悩みを受け止める集いや、不安を無くすために「家族のつどい」「会報の発行」「電話相談」等の活動を行い介護の苦しさをひとりで抱え込まないように呼びかけています。
どうか、「福井の町から、不幸な孤立をなくしたい。」をテーマに認知症の理解に向け取り組んでいる、赤い羽根共同募金にご協力よろしくお願いします。 
(認知症の理解と支援に関する事業/助成金額260,000円)

~「認知症の人と家族の会」会報福井県版から「会員の声」~
 いつも明るく笑顔の絶えない友人のM君(56歳)に久しぶりに会ったら元気がなく、顔もやせて小さくなっているのに驚き、老母の介護をしたときの話を交えながら話を聞かせてもらった。                                 
  M君と二人暮らしをしている83歳の母親が精神的に不安定になり、一人で家に置いておけず勤務時間を短くしてもらい母親の世話をしているが、いつまでも会社に迷惑をかけられず退職を考えているとのことであった。                     
 すぐに、家族の会の会員であるケアマネジャーに連絡を取り、ディサービスから始め、ショートスティ―、そして施設入所になり、K君は通常の勤務に戻りいつもの明るい笑顔が戻ってきた。家族の会員にもなってくれたK君は、会報の介護体験等を読み「自分だけではない。多くの仲間がいる」「自分はまだいい方だ」「会員になっていなかったら『母親の首に手を回すところだった』」と、後日、語ってくれました。

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福井県共同募金会では、「福井の町から、不幸な孤立をなくしたい。」をテーマに、引きこもり自立支援事業やこころの電話相談事業の教材作成事業、ひとり親家族を支える事業など孤立している方々を支えるしくみ作りを支援する募金を実施していますが、みなさまのご理解ご協力なしでは、このような活動を支える資金を捻出することが難しくなっています。 どうか主旨をご理解いただきご賛同賜りますようお願いします。

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