障がいがあっても健康を維持したい!

さくらハウス(小).jpg発達障がいをかかえた人たちは、引きこもりを経験しています。活動量が少なく、肥満から糖尿病になることもすくなくありません。(さくらハウス)


いつもさくらハウスに暖かいご支援をくださり、ありがとうございます。
この4月で当施設も開設7年を迎えます。
就職で卒業される方や、仕事の能力が向上している方、家事能力が向上している方などおられ、楽しい毎日を過ごしております。

【さくらハウスとは】
さくらハウスは福井県で初めての「就労継続B型作業所」です。(現在は生活訓練事業も行っています)
発達障害者は知的な遅れがないため、障害の程度が軽いと思われがちですが、社会で自立したり、働くことには大きな困難があります。
広汎性発達障害、アスペルガー障害、自閉症、自閉症スペクトラム、その他の精神症状を持った方々が、通っておられます。その方々の多くが引きこもりを経験しておられます。
発達障害の方々は、集中力が欠けていたり、対人関係が苦手だったり、細かい作業が苦手だったりと様々です。苦手意識が強く、幼少時から活動の経験が少ない方がおられます。また、昼夜逆転など、生活リズムができていない方もおられます。
そんな方々が従来からある知的障碍者の作業所などに行くと、「真面目さが足りない」などと怒られたりして、続けられずに辞めていくというケースも少なくありません。
「さくらハウス」では、施設のスケジュールに利用者さんを合わせるのではなく、利用者さんの状態に合った支援を心掛けています。人の中に入れない方は、短時間来ていただく、場合によっては個室で過ごしていただく、などの対応を取る場合もあります。

【現状】

このたび、福井県共同募金会さまのご協力を得て、卓球台やペタンクなど室内スポーツの備品を揃える機会を得ました。
これは、運動不足になりがちな利用者さんの健康維持と、仲間と地域の方々の交流に役立てられないかと企画しています。
というのは、発達障がいをかかえた人たちは、多くが引きこもりを経験しています。 活動量が少なく、肥満から糖尿病になることもすくなくありません。

【健康を維持するためにできること】

運動不足で肥満になっている方、糖尿病等になっている利用者さん等に運動習慣が身につくように、毎月1回(年10回程度)スポーツレクレーション大会を実施し肥満解消に努めたいと思っています。

当施設の作業場やガレージに、いつでも手軽にレクレーションを楽しめるように軽スポーツの用具(卓球用具、公式輪投げセット、室内ペタンク)を設置し、民生委員さんや地域の方々と一緒にスポーツを楽しむことのできる開かれた施設を目指しています。

この購入資金の一助とするために、わたしたち(利用者さんやスタッフ)も、ショッピングセンターなどで昨年10月に街頭募金をいたしましたが、目標額を掲げて実施しています資金獲得には到底届かず、皆様にもぜひ支援をいただきたいと思い、寄付をお願いしています。


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