福井県共同募金会では、「ありがとう運動」と題して、県内の高等学校等を訪問し、共同募金がどのような事に活かされているのか、助成団体と一緒にメッセージを伝える取り組みをしています。
9月28日（金）に第23回東海北陸バリアフリー交流集会の実行員の横田さん、児玉さんと一緒に福井高等学校を訪問しました。
今回は全校集会ということで生徒1,500名の皆さんの前で共同募金のしくみや使いみちについて説明。
横田さんと児玉さんからは、今度、あわら市で開催されるバリアフリー集会の紹介をしていただきました。
11月23日、24日にあわら市に、東海北陸から150名もの参加者が来られます。
そもそも、『あわら温泉』を会場に選んだ理由。それは、車イスの実行委員メンバー（女性）が過去に「親族みんなで県外の温泉へ旅行に行ったけど、自分は車イスだからって、温泉にも入れなかったし、お土産物屋さんにも入れなかった。なんで自分だけ同じ事できないの？」という苦い経験があったからです。
重度な障害者は、身支度するにも、食事するにも、外出するにも、もちろん入浴にもサポートが必要になります。介助者がいて初めて思いを遂げることができるのです。
集会を成功させるために、ただいま「ボランティアも募集中」とのこと。
当然、入湯料も宿泊費も二人分かかってしまいます。なので、障害者の所得ではなかなか温泉旅館へ宿泊するなんて考えられないのが現状です。なんとかこの企画を成功させたい。
そんな、熱い彼女たちの思いを一生懸命聞いていただいた、福井高等学校の生徒の皆さんに感謝。
募金活動で応援よろしくお願いします。
