5月23日、赤い羽根の社会貢献推進運動「ありがとう運動」として、若狭ロータリークラブを訪問しました。
この運動は、共同募金の使い方だけでなく、福井の町をより良くするために頑張っている人々を紹介し、福祉について考えるきっかけを作ろうと実施しています。
訪問では、まず共同募金のしくみについて説明しました。その後、ふくいこどもホスピスの石田さんから、日頃の活動について話していただきました。
ふくいこどもホスピスは、重い病気を抱える子どもとその家族を支援しています。将来的には施設を建設し、楽しく過ごせる場を提供することを目標としている団体です。
現在は施設がないため、開設資金を貯めるための活動や、闘病中の子どもたちと家族の笑顔づくり、グリーフのケア、団体の広報活動などを行っています。赤い羽根共同募金の助成金を利用しており、特に「かぞく会」では、退院中の子どもたちと家族が安心して遊びに来る場として賑わっています。
「ホスピス」は、いわゆる終末期にのみ利用する看取りのための場所ではなく、重い病気と診断された瞬間からご家族の伴走者としてサポートし、一緒に笑い、想いを共有するための場です
将来的には社会に溶け込み、誰もが知っている存在になることが重要と考えられています。この団体は子どもたちの笑顔のために長く活動を続ける予定であり、引き続きのご支援を呼びかけました。
訪問にご協力いただいた前田良治会長や早川浩司幹事をはじめ、若狭ロータリクラブの皆様に感謝申し上げます。