こんな素敵な時間をありがとう

げんきの家.jpg社会福祉法人げんきの家
お湯に入るとき倒れる心配がなくとっても安心感があって、ゆっくりは入れるので、お風呂の時間が本当に楽しみ。こんなに素敵な時間を過ごせるのも、この入浴リフトのおかげとみんな大変喜んでいます。

私どもげんきの家は設立13年目の比較的新しい施設です。障害のある人たちの主に日中活動の場として、又、社会参加の場として毎日約30人ほどの人たちが、楽しく又、一生懸命生産活動やレク、体作り、自己実現などの活動を行っています。

そして、今年1月5日より、かねてより念願であった、初めてのケアホーム(定員5名)ショートステイ(定員2名)「オレンジハウス」を開所し、4名の仲間たちが早速、入居し暮し始めています。この度、小林基金からの補助を頂き、ケアホームのお風呂に入浴介助リフトを導入いたしました。当施設の利用者は全員が車イス利用の重度の肢体障害があり、お風呂は2人以上の介助が必要です。

そこで今回、入浴リフトを導入したのですが、ものすごい力を発揮してくれています。安全の為、2名で入浴の補助をしますが、このリフトのおかげで体力の消耗がぜんぜん違っています。毎日、食事後(8時~10時)に2名の入浴介助をしますが、入浴後も落ち着いて利用する仲間の人たちとお茶する時間も作れるなど、余裕を持つことができています。利用する人たちも、洗っている間やお湯に使っているときも倒れる心配がなくとっても安心感があって、ゆっくりは入れるので、今は、お風呂の時間が本当に楽しみだそうです。

こんなに素敵な時間を過ごせるのも、この入浴リフトのおかげとみんな大変喜んでいます。共同募金会に相談をして本当によかったと思いました。
 げんきの家では、これからも障害のある人たちの日中生活の充実はもとより、暮らしの場の創設にもっともっと努力をしてゆきたいと思っていますのでこれからもご支援をどうかよろしくお願い致します。ありがとうございました。

 社会福祉法人 げんきの家 理事長 吉田謙治