ありがとう運動in足羽高校

asuwa2.jpg9月12日に足羽高等学校を訪問しました。東北から避難してきた方を支援している「ひとりじゃないよプロジェクト・福井」の川崎葉子さんからお話をいただきました。

福井県共同募金会では「ありがとう運動」と題して、共同募金がどのように活かされているのかを助成団体と一緒に県内の高等学校や大学を訪問しています。
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「私達には、ふるさとがありません」と川崎さん。
「近所の人、家族や自分を待っている人がいるから、「ふるさと」と言うんです。今は二葉町に入る事すら叶いません、ばらばらになった町をもう一度一つにしてふるさと(コミュニティ)を再生させたい。」と話していただきました。

川崎さんは、福島県二葉町という第一原発が3キロメート内にある地域から家族で福井県に避難して来られました。先が見えず不安で本当に大変な半年間だったと思います。

東日本大震災・原発事故で福井には500人の方、200世帯以上が東北から避難しており、ひとりじゃないよプロジェクト福井で避難されてきている方々どうし手を結んで協力できるよう支援している事を話していただきました。

足羽高校JRC部では10月に被災地の方々と交流できる集いを企画しており、今後とも関心を持って取り組んで行きたいとの話しでした。
(お忙しいなか、話しを聞いていただきありがとうございました。)