慢性腎不全を患い人口透析を受ける坂井市の小林さんとチャリティーランで一緒に走りました。
人工透析患者は血液の中で酸素を送る能力が低く、体力も健康な人の半分程度といいます。人工透析を受けた後は体がだるくなり、歩くこともままならない場合もあります。
30歳でマラソンを始めた小林さんが病気になったのは40歳の時、医師からは「もう走れませんよ」と告げられたといいます。
あきらめきれずに長い時間をかけて訓練し、7年かけてフルマラソンに完走できるまでになりました。完走した時は「涙が止まらなかった」といいます。
「走る事が生きがい」という小林さんの熱い思いが、多くの透析患者に希望を与えている。