明倫中学校の職場体験がはじまりました。

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福井市明倫中学校の生徒さん(今井奏さんと、髙嶋希亜良さん)が共同募金会へ職場体験学習に来てくれました。

体験学習会は、10月24日から26日まで3日間、実際の職場で仕事を体験することで、望ましい職業感や勤労観を身につけるもので、自己の生き方や進路について積極的に考える意欲と態度を育成することを目的に明倫中学校が実施しています。

初日は、共同募金会の仕事やしくみを学んだあと、共同募金の助成を受けている団体を訪問し、どういう事業に募金が使われているかを助成団体から話しを聞きました。

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はじめに、福井県社会就労センター協議会と福井県知的障害児者生活サポート協会を訪問しました。
社会就労センターでは、障がい者の雇用促進を目的に仕事の技術を競う「セルプ・スキルアップコンテスト」の事業や、福井県知的障害者サポート協会で開催している「アール・ブリット(障がい者アート)展」について担当者から説明を受けました。

美術館やショッピングセンターで障がい者の作品の展示会を開催し、障がいのある人、ない人のバリアをはずした交流となることを目指していることを担当者から聞きました。


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その後、福井県身体障害者福祉連合会や福井県聴覚障害者協会、福井県手をつなぐ育成会など、福井県社会福祉センターの館内の団体を訪問し、さまざまな福祉団体の活動に赤い羽根が使われている事を学びました。

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各団体の説明に「将来は、人の役に立つ仕事をしたい」と熱心に耳を傾けている二人。
明日以降も、授産施設の訪問や街頭募金など26日まで、さまざまな赤い羽根体験をしていただく予定です。
後日、学生からの職場体験のレポートも予定しています。機会があればホームページ等でご報告させていただきます。(鷹尾)




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【職場体験】2日目
10月25日は、午前中に「NPO法人くまっこクラブふくい」を訪問し、くまっこファーム(生活介護事業)の見学と、日頃、施設で作業している、さおり織りや、シュレッター作業を手伝いました。
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また、くまっこファームでは畑仕事をしており、夏・秋の収穫祭では、仲間、保護者と力をあわせて準備し、地域の方々をお招きし、たくさんの方々とふれあえる機会をもっていることを野中施設長から話していただきました。


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午後からは、ショッピングセンター(アピタ福井)に移動し、街頭募金を「さくらハウス」の利用者と一緒に実施しました。
共同募金の助成先を理解したことで、「じぶんの町を良くする募金にご協力お願いします」や「災害の支援にも使われます」と、自分達で工夫しながら募金を呼びかける二人に、多くの方が立ち止り募金に応じてくれました。