第19回赤い羽根共同募金パートナーミーティングが開催されました。

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令和5年8月23日、福井県社会福祉センターの4階研修室で、第19回赤い羽根共同募金パートナーミーティングが開催されました。
このミーティングは、10月に始まる共同募金運動に向けて助成を受ける団体が一堂に会し、運動の目的や今年の活動について共有する場です。
約40名が参加し、活発な議論と情報交換が行われました。

ミーティング冒頭では、助成交付式が行われました。
清川忠会長から、助成決定通知書が手渡されるとともに、一般募金の内定団体にも通知書が授与されました。

その後、「ネットを活用したファンドレイジングの基本・実践講座」と題して、コングラント株式会社NPO事業部伴走支援チーム・リーダーである奥田彩花氏から講演が行われました。
奥田氏は昨年、赤い羽根クラウドファンディングの立ち上げに関わり、そのアドバイスを通じて多くの団体の成功に寄与しています。参加者は、ネットを活用した資金調達の有効性や戦略について貴重な知見を得ることができました。

ミーティングの最後には、参加者たちによる情報交換と意見交換が行われました。
この場を通じて、異なる団体同士が直接コミュニケーションを取り、自身の取り組みや課題について共有しました。 

赤い羽根共同募金パートナーミーティングを通じて、参加者は協力して社会課題に取り組む決意を新たにしました。

助成決定した団体は以下の通り。

【災害等準備金の取崩助成事業】
社会福祉法人鯖江市社会福祉協議会(災害備品収納物置)500千円、特定非営利活動法人スマイルネットワークさかい(災害時でも誰もが安心して過ごせる環境整備(除雪機))500千円、社会福祉法人竹伸会(災害備蓄品を保管する倉庫整備)450千円、特定非営利活動法人まちの防災研究会(災害支援活動用無線機整備事業)350千円、特定非営利活動法人災害共生支援機構 from(令和4年8月豪雨復興支援事業)340千円、社会福祉法人 福井県社会福祉協議会(災害ボランティアセンター運営者研修事業)300千円、特定非営利活動法人はぁもにぃ永平寺( 防災のための備品整備事業(保管庫))190千円

【社会的インパクト助成事業】
越前市「みんなの食堂」実行委員会(ケアリーバーを晴れ着で応援プロジェクト)500千円、Change C(乳がんサバイバー支援事業)190千円、任意団体「未来」(訪問栄養指導の仕組みを普及させる事業)150千円

【一般共同募金広域事業の追加助成】
福井県高次脳機能障害友の会 福笑井(高次脳機能障がい児者の社会参加の場を増やす事業)389千円、ふくいこどもホスピスプロジェクト(病児、障がい児家族に対する全人的な支援事業)276千円、越前市「みんなの食堂」実行委員会(定時制高校生へのおにぎり食堂事業)92千円、せいきコミュニティースポーツクラブ(コロナ禍で運動不足による体力低下に悩む人への支援事業)206千円、チャレンジド乗馬サークル「ドルチェ」(心身障害児・者のための乗馬教室(アニマルセラピー))107千円、公益社団法人 認知症の人と家族の会福井県支部(認知症の理解と支援に関する活動)55千円