能登半島地震災害への共同募金の対応のご報告(中間報告)

1BD4D3DB-E8A8-40A8-895B-310E12ECC3F8-640x480.jpeg

このたび能登半島地震災害において、共同募金会では「災害義援金」による被災者の生活支援を、また、「災害等準備金」による災害ボランティアセンターの設置運営や、「災害ボランティア・NPOサポート募金」で、ボランティア活動の支援を行っています。

■災害義援金のご報告(中間報告)
         
 福井県共同募金会では、地震発生直後の令和6年1月4日から義援金の募集を開始し、令和6年2月末日までに83,845,428円ものご寄付を受付しています。

 被災された方々のために、心温まるご厚志を賜り心からお礼申し上げます。
 本会で受付けた義援金は全額をすみやかに被災地に送金し、できるだけ早くお届けできるよう取り組んでまいります。

 全国では、18,089,722,094円(2月21日現在)もの義援金が寄せられ、石川県では2月1日に第1回義援金配分委員会を開催し第一次配分計画を決定しました。
 被災地には、これからも息の長い支援が必要となります。今後とも継続的なご支援をいただけますよう、よろしくお願いします。


〇福井県共同募金で受付けた義援金
・石川県能登半島義援金    71,371,271円
・令和6年能登半島地震災害義援金(福井県被災者分) 12,474,157円


【参考】
石川県能登半島義援金の配分対象・基準等(第一次配分)
区分 件数 単価
死者・行方不明 238件 20万円
重傷者 311件 10万円
全壊 22,146件 20万円
大規模半壊
中規模半壊
半壊
31,742件 15万円
10万円
5万円
6市町の住民 124,744件 5万円
石川県のホームページ掲載資料より

■災害等準備金のご報告

 全国の都道府県共同募金会では、災害に備えて赤い羽根共同募金の一部を積み立て、災害発生時に被災地の災害ボランティアセンターの運営等への助成を行う「災害等準備金」制度を設けています。
 先般の令和6年能登半島地震においても、被災地の共同募金会では災害等準備金により災害ボランティア活動の支援を展開していますが、特に被害が大きかった石川県、富山県の2県におけるボランティア活動を支援するため、全国の都道府県共同募金会から2県の共同募金会に対して、災害等準備金約3億3千万円を拠出することになりました。
 全国各地で、毎年多くのみなさんにご協力いただいている赤い羽根共同募金から積み立てられる「災害等準備金」が、令和6年能登半島地震の被災地でのボランティア活動を支えます。

■災害ボランティア・NPO活動サポート募金のご報告

 中央共同募金会では、災害ボランティアセンター等が設置された地域で被災された方々への救援、復旧のための支援活動、被災された方々が2次避難をされている地域(全国)での生活支援活動等を行う、ボランティア団体、NPO等を資金面で支えるため「ボラサポ・令和6年能登半島地震」第1回助成事業を実施いたしました。
 
   第1回短期助成事業には37件・1,595万円の応募があり、審査委員会による審査の結果、22件・956万円の助成を決定しました。
 助成事業の申請や助成決定団体については、中央共同募金会のホームページをご覧ください

(▼ボラサポ・令和6年能登半島地震)
https://www.akaihane.or.jp/news/35287/