200人の親と一緒に暮らせない福井の子どもたちに家庭を
福井県内にはさまざまな事情で親と一緒に暮らせない子どもたちが約200 人います。
そんな子どもたちを家庭に迎え入れ、愛情をもって養育するのが里親です。
私たち里親の会では、さまざまな事情で親と一緒に暮らすことのできない子どもたちを家庭に迎え入れ、愛情をもって養育する活動に取り組んでいます。
子どもにとって、よりよい家庭養育のスキルアップを目指し研修会を開いたり、里親同士が交流する「里親サロン」を開催しています。
子どもたちと一緒に歩むために
恵まれない幼少期を過ごしたせいか、里子の養育は多少の困難を伴います。
その困難を乗り越えるために、里親会では、セミナーやサロンを開き、里親の手助けに努めています。
里親どうしのフォローは大切で、先輩里親さんたちの手助けや、セミナーでのスキルアップのおかげで苦境を乗り越えられた里親も多くいます。
社会的養護の必要な子どもたちは、絶対的な愛着に飢えているため、養育に普通では考えられない行動を伴うことが多く、里親さんに精神的・肉体的フォローが必要となります。
また、特に気を遣う「里子への生い立ちの告知」も、徐々に進めていく必要があります。
セミナーで養育のコツを学び、サロンで里親さんの悩みなどをオープンな雰囲気の中で聞きだすなど、フォローが大切で、同時に、里子同士も交流の中で、生い立ちを共有し、同じ境遇の仲間が沢山いることを自然に知っていくことが必要です。そのような、里子の養育支援のために、ぜひ皆様のお力を貸していただきたいのです。
里親サロン・里親スキルアップ事業について①
福井県里親会では、現在約70家族が登録し、親の都合や事情で親と共に生活できず社会的養護を必要とする子どもたちに、よりよい家庭養育ができるよう里親のサポートをしています。
実際に多くの里子さんが、里親の元で愛情いっぱいに育てられ、心身共に大きく成長しています。
しかしながら近年は児童虐待などにより、心に大きなキズをもった子どもたちと関わることが増え、
今まで以上に里親同士の情報交換や研修など、里親としての養育力のスキルアップが必要になってきました。
そのため里親会として、定期的に「里親サロン」を開き、里子さんの試し行動や成長過程での悩みをフォローしたり、情報交換をすると共に、里親自身の養育力をあげるため「里親スキルアップセミナー」を開催し県内外から講師を招き、ペアレントトレーニングなどの勉強会の開催を考えています。
また、里親制度や里親会の活動についてホームページで広報し、より多くの方にきめ細かい情報を提供していきたいと思います。
内容:
①移動サロン(実施:9月 泰澄の杜 参加:80名)
②里親スキルアップセミナー(実施:5月、12月 生活学習館 参加:80名)
③ホームページの新規作成
経費:470千円
・①運営費(ミニゲーム代) 5千円
・①交通費(マイクロバス) 62千円
・①食材費 161千円
・①入場料 34千円
・②飲食経費(セミナーお茶) 24千円
・②施設借上 10千円
・②謝礼 (謝礼、宿泊)120千円
・②旅費 (講師) 40千円
・③広報費 (ホームページ新規制作費) 110千円
・消耗品費 20千円
・送料 29千円
①移動サロン(実施:9月 泰澄の杜 参加:80名)
②里親スキルアップセミナー(実施:5月、12月 生活学習館 参加:80名)
③ホームページの新規作成
経費:470千円
・①運営費(ミニゲーム代) 5千円
・①交通費(マイクロバス) 62千円
・①食材費 161千円
・①入場料 34千円
・②飲食経費(セミナーお茶) 24千円
・②施設借上 10千円
・②謝礼 (謝礼、宿泊)120千円
・②旅費 (講師) 40千円
・③広報費 (ホームページ新規制作費) 110千円
・消耗品費 20千円
・送料 29千円
里親サロン・里親スキルアップ事業について②
このような取り組みの中、休日にサロンやセミナーを開催しますと、内容によっては費用がかさむこととなりますが、現状では、会員さんからの会費だけでは事務所の維持がやっとという状態です。
つきましては、昨年に引き続き福井県共同募金会のお力をお借りして、「使途選択募金」をお願いすることとなりました。
この「使途選択募金」とは、共同募金会の新しい仕組みで、どこに何を支援するかを明確に理解していただき、1月~3月の間に募金していただくというものです。
「里親サロン」や「里親スキルアップセミナー」を継続的に開催することで、里子さんにとってよりよい家庭生活が続き、成長の支えとなれますよう、皆様からのご支援をいただければと思っています。
募金につきましては、このサイトから手続きができます。どうぞご利用下さい。
皆様のご支援をお待ちしております。