コロナ禍でもつながりを絶やさない支援を

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社会福祉法人 永平寺町社会福祉協議会

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新型コロナウイルスの影響が長期化している中で、障がい児者、高齢者等の暮らしは大きく影響を受けています。
永平寺町社協では、町内のひとり暮らし高齢者や重度障がい児者、ひとり親家庭の児童・生徒、コロナ貸付の対象者など生活困窮者に対して食料支援等を行い、切め目のない支援を行っています

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訪問先の不安の声を安心に

 永平寺町社協では、町内のひとり暮らしの高齢者を対象とした集まりの会食会や、温泉施設での「つどい」を実施していましたが、バスでの送迎時や、会食会など密を避けられないことから、事業内容を見直すこととし、これまで実施してきた電話による見守りに加え、民生委員児童委員との連携強化と安否確認を兼ねた訪問活動のスタイルで事業を実施することになりました。


 民生委員児童委員の皆さんと、社協の地域担当者や在宅介護支援センターの職員がペアで、おみやげの水分補給用飲料2本とエコバッグを携え、10月から3カ月かけて、ひとり暮らし高齢者約416名のもとを訪問し、併せて悪徳商法の予防啓発パンフレットを配布して、生活状況の困りごと等調査を実施しました。

 訪問先の高齢者からは、「外に出ると感染してしまうのではないか」、「買い物以外はまったく外出しなかった」という声が聞かれた中、「訪問してきてくれたことがとても嬉しい」といった声も多くいただきました。

パンデミックの影響による事業の見直しでしたが、事業内容を工夫することで、これまで実施してきた活動の目的や意味合いをあらためて見直すことができ、事業の再構築につなげることができたと思っています。


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