「ありがとう運動」で若狭ライオンズクラブを訪問しました。

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10月17日、赤い羽根の社会貢献推進運動「ありがとう運動」として、若狭ライオンズクラブを訪問しました。
この運動は、共同募金の使い方だけでなく、福井の町をより良くするために頑張っている人々を紹介し、福祉について考えるきっかけを作ろうと実施しています。

訪問では、共同募金のしくみについての説明後、若狭認知症リンクワーカー樹の輪(きのわ)事務局長 渡辺厚子さんから、「知ればこわくない認知症、知ってあなたの伴走者を目指して一共生社会の実現にむけて」と題して講演していただきました。

「若狭認知症リンクワーカー樹の輪」は、2016年に立ち上がった住民グループで、当事者・家族・専門職など多様な人々が共に認知症について学習を続けています。講演では「認知症の人が希望を持って暮らせる地域社会」の実現を目指し理解と協力を呼びかけました。

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認知症の人の数は年々増加しており、福井県では約3万人で、65歳の5人に1人は認知症と言われています。これからも、誰にでもなる可能性がある病気として、認知症に対する正しい理解と偏見をなくし、また介護者が孤独にならないよう支援の輪を広げて行くための支援の必要性を伝えたいと思いました。

訪問にご協力いただいた島津秀樹会長をはじめ、若狭ライオンズクラブの皆様に感謝申し上げます。